東京ビッグサイトで2022年10月19日~21日に行われた「Japan Robot Week 2022」に初めて参加。産業用ロボットオペレーター育成のための教育プロジェクト「ロボメイツ」をPRするブースを出展したところ、全国各地のロボットメーカーやSIer、大学、自治体などから関心をお寄せいただき、関西から全国へとご縁が広がりました。
「Japan Robot Week 2022」(東京)へ初めて参加
展示会の概要
東京ビッグサイトで2022年10月19日~21日に行われた「Japan Robot Week 2022」に初めて参加し、産業用ロボットオペレーター育成のための教育プロジェクト「ロボメイツ」をPRするブースを出展しました。
同イベントは「ロボットおよびサービスロボット導入に向けた専門展」として回を重ね、現在では産業用ロボットのカテゴリーも追加されています。全国からロボットメーカーやSIer、ユーザー企業などが集い、商談や交流を行います。
Japan Robot Week
「ロボメイツ」を紹介するブースを出展
弊社は、産業用ロボットオペレーター育成のための教育プロジェクト「ロボメイツ」をPRするブースを出展しました。9月に神戸で開かれた「国際フロンティア産業メッセ2022」へ参加した際と同様に、学校や企業と連携しながら授業やイベントなどで活動する様子を伝えるパネル展示のほか、ロボット教材を使ったデモンストレーション、学びをサポートするWebマガジン「ロボメイツMAGAZINE」の紹介などを行いました。
参考記事:国際フロンティア産業メッセ2022(神戸)初出展レポート
ロボット教材と学習の流れ、Webマガジンを中心に紹介
ロボメイツ事業では、日本の産業界を担う技術者の育成を目的とする「産業技術短期大学」(兵庫県尼崎市西昆陽1、1962年開学)と連携し、機械工学科教授の二井見博文博士に多大なるご協力をいただいております。
二井見先生と弊社は、「アームロボットと搬送用ロボットなど複数を組み合わせ、机の上にミニマル工場をつくること」を目標に、小学生向けの教材用ロボットを共同開発しています。
ブースでは、この「ミニマル工場」の試作品を展示。高校生が小学生へ教える「リレー型体験学習」というロボメイツの特徴や、ロボット組み立てなど学習の流れをお伝えしながら、実際に教材として開発したオリジナルアームロボットの実機を動かすデモンストレーションを行いました。
また、開発中の産業用ロボットと同じ「非常用停止ボタン」付きのモーターを備えたロボットや、ティーチングペンダント(コントローラー)、自分でプログラミングしたコードでロボットを動かすパソコンとの連動性などについても紹介。
そのほか、パソコンを設置して、ロボットについての学びをサポートするWebマガジン「ロボメイツMAGAZINE」のサイトもその場で見られるよう、パソコンを設置してご案内しました。ロボットの種類や関連の仕事について知るコンテンツ、ロボットを実際に製作現場で使う工程を題材にした高校生向けオンライン教材、ロボット関連企業検索機能などについてもお話ししました。
関連記事:産業技術短期大学と連携、ロボット教材開発やイベントを実施
全国各地の企業や大学とのご縁の生まれる機会に
関西から全国へ
前月、9月に神戸で開かれた「国際フロンティア産業メッセ2022」では、多くの企業や教育関係者の方々に興味を持っていただき、ご縁をいただくことができました。その際は主に関西エリアを中心とした方々でしたが、今回の東京ではエリアが広がり、全国各地のロボットメーカー、SIer、大学、自治体など多方面から関心をお寄せいただきました。
「ロボメイツにぜひ参加したい」「一緒に何かしましょう」と声をかけてくださった皆さまと、「産学官」でさまざまな取り組みを始める準備を進めています。
進捗状況はこのブログでお伝えしてまいります。
ロボメイツの将来的な目標は、ロボットオペレーター、システムインテグレータ(SIer)の育成です。ロボットを導入した「ものづくり企業」の採用難が解消され、地域が活性化すること。子どもの将来なりたい職業・職種の選択肢に「ロボット分野」が入ること。
そのためにも、子どもたちが「楽しみながら知る・つくる・動かす」ロボット体験ができるよう、イベントの内容も教材もブラッシュアップを続け、ロボット関連の展示会にも積極的に参加する予定です。
ご興味をお持ちになったロボット関連企業様や教育関係者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
東京ビッグサイトで2022年10月19日~21日に行われた「Japan Robot Week 2022」に初めて参加。産業用ロボットオペレーター育成のための教育プロジェクト「ロボメイツ」をPRするブースを出展したところ、全国各地のロボットメーカーやSIer、大学、自治体など多方面から関心をお寄せいただきました。今後、さまざまな形で連携する準備を進めながら、ロボメイツのロボット体験イベント開催や改良、展示会への参加などを積極的に行っていきます。